どのような最新の治療機材を利用しようと、歯科治療のほとんどすべてのステップは歯科医師の手作業で進められます。そのために、一生懸命治療に取り組んでいても時としてエラーは残念ながら起きます。
ヒューマンエラーと言いますね。
もちろんエラーのないことが望ましいし、治療エラーが少ないのが上手な歯科医師であると言えるかもしれません。
しかしどのように優秀な歯科医師でも人間である以上エラーは必ず起きます。
私たちがここで問題にしたいことは、エラーが起きた時に、“スルー”しないですぐやり直せる歯科医師でなければいけない、という“あたりまえ”のことです。
全ての治療が1回でうまくゆくとは限りません。不可抗力もあります。
リカバリーすべきことに気付いたときは患者さんに託されている信頼にかけて、そして歯科医師のプライド、矜持にかけてやり直すべきです。
私たちはそのように考えています。